目次
1.2 利用設定
SmartHRのユーザーごとに、Smart打刻を利用対象にするか、承認者にするか、管理者にするかを
設定することができます。
SmartHRの「カスタム従業員項目」に設定した「Smart打刻設定」を利用します。
カスタム従業員項目は「従業員リスト」でユーザーを選択することで編集できます。


機能 | 選択肢・説明 |
---|---|
権限 | ①管理者:管理機能(承認機能、各種設定機能)が有効になります 全社員承認可能 ②承認者:管理機能(承認機能)が有効になります 同一部署のみ承認可能 ③シフト管理者:シフト変更一括設定が有効になります ④一般ユーザ:管理機能が無効になります ※項目未設定の場合、「一般ユーザ」になります |
システム利用可否 | 利用可:Smart打刻を「利用可能」な状態にします 利用不可:Smart打刻を「利用不可」状態にします ※項目未設定の場合、「利用可能」になります |
個別設定コード | 設定した労働体系の個別設定のコードを設定します 詳細は、4.8.3個別設定をご確認ください ※項目未入力の場合、「0:会社標準」になります |
カレンダーコード | 設定したベースのシフトのコードを設定します 詳細は、4.8.5カレンダー設定をご確認ください ※項目未入力の場合、「0:会社標準」になります |
固定(みなし) 残業時間 | 固定残業時間を設定する場合に設定します。 詳細は、Tips.固定(みなし)残業時間についてをご確認ください ※項目未入力の場合、「利用なし」になります |
週所定労働日数 | 週の所定労働時間を設定します 有給休暇の自動付与に反映されます |
Tips. Smart打刻の権限について(4つの権限)
①管理者
・すべての従業員に対して勤務実績の確認、申請の承認、シフト一括設定ができます。
・Smart打刻の設定ができます。
②承認者
・自所属 または すべての従業員に対して勤務実績の確認、申請の承認、
シフト一括設定ができます。
③一般ユーザ
・打刻と各種申請ができます。
④シフト管理者 ※2024/04追加
・自所属のシフト一括設定ができます。(承認はできません)
Tips. Smart打刻の課金対象について
Smart打刻は下記の両条件に当てはまるユーザーが課金対象になります。
①SmartHRの「カスタム従業員項目」の「Smart打刻設定」で
[システム利用可否]が「利用可能」か「未設定」である。
②SmartHRで[在籍状況]が「退職済」でない。
Tips. Smart打刻の勤務実績修正運用について
勤務実績を修正する際は、3つの方法があります。
①「一般ユーザ」が勤務実績修正の申請を上げて、「承認者」「管理者」が承認する。
②「一般ユーザ」が勤務実績修正の申請を上げて自動承認する。
→個別設定で承認機能を「しない」にすると変更申請が即時反映されます。
③「承認者」「管理者」が勤務実績修正を行う。
Tips. 固定(みなし)残業時間について
固定(みなし)労働時間とは、従業員の実際の労働時間にかかわらず、規定の労働時間分を働いたと「みなし」て毎月一定数付与する残業時間です。
設定値以上の残業があった場合は超過分が加算されます。
例 固定(みなし)残業時間 20時間に設定 ① 実際の残業時間が20時間未満の場合:残業時間20時間で算出 ② 実際の残業時間が30時間の場合:残業時間30時間で算出